18歳からの腐れ縁で、誕生日が自分の1日前。
当時は米を洗剤で洗ったり
洗濯機に洗剤すべていれたり
男勝りだけど他人の痛みがわかる奴
気は強いけど泣き虫
そして、胸がない
そんなあいつの声を聞きたくなって電話。
電話中に用を足す。。。
相変わらずだけど
変化があった。
彼氏に、いや、将来の旦那様に早起きして弁当をつくってる。
あいつが???
耳を疑いながら近況を聞く。
仕事もきつそうだけど楽しそう。
学んだ事と夢を実現していた。
昔と違いすぎてて怖かったけど
泣きたくなる程嬉しかった。
早起き大変とか給料がどうだとか話してたけど
何より、充実した毎日と明るい未来をしっかり自分のものにしていこうとする
奴の“声”が嬉しかった。
仲間内で唯一の女。
こんなこというとフェミニストに叩かれると思うが
胸はないけど、性格は男だけど
あいつはやっっぱり”女”だった
遠くはなれた場所でしっかり幸せな“女”としての生き方を見つけたあやつに幸あれと
ただただ祈るのみ。
体に気をつけて頑張れ。
これから守るものがたくさん出てくるだろうけど
それらをしっかり守っていって無駄に永く幸せであってほしい。
皆といたあの頃、頭ん中にいた高速で動く衝動は三十路を迎える自分達から少しづつ離れていっている。
でも、それもまた心地よい。
スーパーカー YUMEGIWA LAST BOY