2009/09/01

ハナレグミ&忌野清志郎 サヨナラCOLOR



沖永良部島に来て早6年
つまらないことばかり続いた6年

でも、一人の男に会う。

そいつのおかげで退屈な毎日に大きな刺激を受ける。

音楽、アート、価値観

島人の典型的な人間性を彼は備え持つ

どこまでこいつはいい奴なんだろう
だから色々試したくなる。

きつい言葉ばかり投げかけても
全て吸収される。

泣きたくなるくらい良い人間で、いつも自分が恥ずかしくなる。
いつも自分が小さくなる。


人生で数人しか出会わない人がいるのなら間違いなく彼はそのうちの一人だ。

そんな彼が転機を迎える、
決して自分はそれを望んではいない。

でも、お前にとっていいことだよと事を勧める。

でも、やぱり必要なものを側に置いていたい自分は、そんな感情を
彼が島を出て行くときも言えるはずがない。

船に乗りおどける彼

おどける姿が痛々しいけど、辛い。

彼のメールを読んで、なんでちゃんと感謝の気持ちを言えなかったのか後悔する。

ありがとう。我が儘な自分を一番理解してくれたのはお前だった。
いい加減でルーズで、どうしようもなく荒れ狂って
でも、お前はそれを受け止めて、とげとげの自分の感情をなだめてくれて
ありがとう。

お前に会えて、なんか素直にならなきゃいけないと思えた。
今日、想いの全てをぶちまけなきゃいけないと思った。
それは、紛れもなく今日。
だから本日自分が成すべき事はしました。

またまた、独りよがりだけど、それでも清々しく心は晴れ晴れとできました。
限りなく独りよがりだけれども。

だからもう、前だけを向いて生きていける。
常に前を。
決して後ろは振り向かず前を見て頑張れる。
そんな気持ちになりました。

明日はいつもと違うことはわかってる。
でもそれをちゃんと心に刻んで前に向かわなければならないのもわかってる。
だから全く持ってつらくもなんともない。
目の前の自分に与えられた事をこなし続けているだけ。
他の人のために。家族のために。そして自分のために。

どうしようもない自分だけど、色々支えてくれてありがとう。
これからも共に頑張ろうぞ!!


ハナレグミ&忌野清志郎 サヨナラCOLOR