2009/11/21

CHARA - Tomorrow

”陽生”と書いて”はるき”という。

甥っ子が11月21日午後5時過ぎに無事に生まれました。

嬉しそうで安心した声で電話をしてきた母、いや、おばあちゃん。
もう、おばあちゃんだな。
まだまだ元気で陽生の大きくなるのを見守りましょう。

弟、NO、小さいおじちゃんw
仕事終わって、すぐ駆けつけてくれてよかったわ。
勉強は先生が教えてください。

義理兄
おめでとう、ありがとう、素敵な名前も最高です。
年末は祝杯やね!

義理兄のパパ、ママ、妹
陽生のおじいちゃん、おばあちゃん、おばちゃんになりましたね。
また楽しく語りましょう。

んで、姉ちゃん。
電話で、「あんた、お母さんに感謝せんといけんよ。本当に感謝せんといけんよ。」と。

その後は、出産までの経緯を嬉しそうに、本当に嬉しそうに話をする。
嬉しすぎて、あと、姉ちゃんが無事だったのでホッとして、昔の事が頭に色々浮かんできて、思ってた事上手く伝えられんかったけれど
ありがとう。本当におめでとう。


んで、陽生、生まれてきてくれてありがとう。


みんなが陽生の誕生を今か今かと待ち望んでいたというのを
年末に帰った時に話しかけるつもり。

陽生、お前はみんなの希望で、未来で、宝だ。

だから楽しく、やさしく、正しく、いつも笑顔で、健康で大きくなれ。
みんなが陽生を愛して、愛して、愛して
ただ愛してあげることだけしかできないかもしれないけど
とにかく陽生の味方だ。

だから、安心して元気にすくすくのびのびと大きくなれ。


最後に、親父。

”親父”と呼べる歳になる前に、亡くなってしまったけれど
じいちゃんになったな。

写真の中はじいちゃんと呼べる程、歳はとってないけれど
それでも陽生のじいちゃんだな。

皆がわいわいやってるからそっちで寂しいだろ?

大丈夫。

陽生がもう少し大きくなったら”写真のじいちゃん”として
全部話をしてあげる。

俺が知ってるこの家の話を全部、陽生に聞かせる。

だからもうちょっと、写真も笑っとけよ。
おじいちゃんとして堂々と映っとけよ。

じいちゃんも、ばあちゃんも、写真になった皆々様。
陽生にいたずらされんように、笑顔でいなよ。

本当は、写真の表情コントロールできるのは知ってるからさ。

嬉しい時は笑ってて、
つらい時に写真をみると、「大丈夫」という表情をする。

陽生がいつも笑っていられるように、自分たちも頑張ります。
だから見守ってて下さい。
写真からでいいので、笑いかけてやってください。


未来のない日本といわれる。
不景気の日本。

でも、陽生なんか子供の未来は、"今"つくられているということ。
だから、一刻の猶予もない。

「こんな世の中だから、他人ではなく、最低でも自分のとこだけは・・・」みたいな考え方は持ちたくない。
他人のために生きられない大人にだけは絶対になって欲しくない。
それを子供達に伝えるのは家族の愛情だけだと思う。

どんな困難でも、愛情があったから大丈夫だと思えるのは
自分が育った家庭で証明されている。
でも、それは、本当に運がよかっただけ。

でも、残念ながらそうじゃない環境にいることがある。
そのまま大人になると伝えられないこともある。
大きくなって気づいているけど気づいていないふりをする。
それでも考え方を変えなきゃ何も変わんない。

大人が子供達にたくさんの愛情を注げる環境、社会を僕らはつくらなきゃいけない。
そんな国にしなきゃいけない。

「してください」じゃなくて、「しなきゃいけない」

それは、今すぐにでもできることがある。
まだぼんやり、闇の中手探りだけれど、諦めんかったらどうにかなる。

そんな話を年末、鹿児島に帰った時に、陽生をみながら
親父と酒を飲んで語ってみよ。


CHARA - Tomorrow