2009/09/26

イムジン河-ザ・フォーシュリーク

2日目
今回のメイン

DMZ&JSA板門店ツアー

板門店、朝鮮戦争休戦協定の場
現在もただ休戦中であり、戦力はここに配備している


DMZ(非武装地帯)&JSA(共同警備区域)行くには、ツアーしかない

自由主義、共産主義、イデオロギーの相違、冷戦の歴史、現在のアジアの課題、日本と北朝鮮、韓国と北朝鮮・・・

一目この目で見ておきたかった
そこで何を思うかはわからない
しかし、教科書やテレビで見聞きするより
自分の目で物事はみるべきだと常日頃考えるので
きっと収穫は大きいだろうと思う。

バスに乗り、北へ
1時間程進むと国連軍の警備、鉄柵、戦車止め等が見えてくる
ソウルの喧噪が嘘みたいに迷彩柄と銃が現実を突きつける

途中、脱北者本人による話も聞けた
烏頭山(オドゥサン)統一展望につくと
臨津江があり、川の向こう岸は北朝鮮が見える







午後のJSAの前に昼食をとる
日本語&英語の2グループが今回韓国側からのツアー客らしく
多くの日本人もいた

そこにいた若者集団
8人ぐらいで笑いながらテーブルでUNOを初めている

おばちゃん軍団
完全に普段の観光と同じ・・・





韓国から支援物資が行われる橋


警備が厳しくなる
映画で見る世界が目の前に
写真を撮るなと言われたのを忘れ、警備中の兵隊の写真を撮った日本人・・・
ガイドもピリピリしている空気が感じられなかったか?
ルールを守れとあれほど言われているのに・・・
案の定、兵隊にデータを消せと注意をされる。

国連軍によるパスポートチェックが2回
いよいよJSAに

ここからは、100mm以上のレンズをつけたカメラは駄目
バッグも駄目
指を指すな
手を振るな
ポケットに入るカメラ&財布はOK

緊急時には安全は保障されませんといった誓約書にサイン
国連軍に守られながら北朝鮮との国境へ
iPhoneで撮影する

国連軍側施設



北朝鮮側施設

すぐ目の前に北朝鮮の兵士が立っていた

停戦協定があった施設
国連側と北朝鮮側の兵士が交代で立っている
テコンドーの構えで立っている
唯一ここだけ、北朝鮮の地を踏める
これは北朝鮮側から撮った




ポプラ事件、ソ連大学生亡命事件がJSAでは起きており、死者も出ている。
緊張感は絶頂

その中でもやはり、思った通り・・・
指を指す若者
兵士と写真を撮るのに夢中で時間を守れないおばちゃん
この場所で笑顔でいれる事自体が信じられない
普通の観光とは違うのに・・・

まぁ、バスに乗ってちょっと離れた開放感もあり、敷地内の写真を撮って、兵士に笛を鳴らされた外国人もいたけど・・・


ツアーの帰り道、ソウルまで1時間
教科書やテレビで見る朝鮮戦争が今も休戦協定を結んでいるだけで
完全に終わっていない事実を目の当たりにした事で眠れなかった

現状を見て、戦争は終わっていないと感じてほしいと、このツアーは計画してあるそうだ。

自分はこの現実どう考えるか
結局今回の旅は、板門店前と板門店後で大きく変わったのは確か

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イムジン河-ザ・フォーシュリーク